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技術力と感性が、新しいインタラクティブな映像空間を構築する

社風

    未来を拓くリーダーたち Vol.3 – エンジニア 古庄 結依

    ソニービジネスソリューションの最前線で活躍中の社員を紹介する「未来を拓くリーダーたち」シリーズ。今回登場するのは、文教施設や不動産、化粧品業界まで幅広いプロジェクトで、AVシステムの構築をはじめインタラクティブな映像空間の設計・施工を担当する入社4年目の若手エンジニア 古庄結依。新たな体験づくりに挑戦するシステムエンジニアの業務内容ややりがい、そして今後の目標について語ってもらいました。

    最先端の技術で、新しいことに挑戦する面白さに共感

    私は大学でプログラミングやネットワークなど情報工学を専攻し、音響工学の研究室に入って3次元音場を再現する研究をしていました。情報系の学科のため周りはプログラマーになる人が多かったのですが、私は音響機材などを触るのが好きだったので、ハードウェア系のエンジニアになりたいと在学中に考えるようになりました。大学の企業説明会で、ソニーがBtoB領域でどのようなプロジェクトをしているのかを知り、非常に興味がわきましたね。特に、シネマや放送局、文教施設などのシステム設計・施工から運用まで幅広いプロジェクトが紹介され、最先端の製品を使ったさまざまなシステムの構築に携われることに魅力を感じました。大学の研究室では世界初の「音響樽」という装置を使って新しい音の体験をつくっていたのですが、ソニーの「常に新しいことに挑戦する」というマインドに通じるものを感じて、現在の仕事を選んでいます。

    イメージ通りの映像空間をつくるために日々格闘中

    入社後すぐに大学のアリーナに設置されるプロジェクター投影システムの施工に参加し、施工業者との交渉をはじめ、現場で図面通りにシステムを組み上げていくプロセスを一から学びました。また、機材レイアウトや操作用タッチパネルのUI設計も担当。実際に運用される大学関係の方々からご要望をお聞きし、操作レベルに合わせてユーザビリティを検証しながら設計しました。2年目以降はプロジェクトリーダーを任され、大学施設のAVシステムの機材選定や配置レイアウトを検討。設計から施工、納品まで、一連のプロジェクトリーダー業務を行いました。これらの現場経験から培われた専門性は、今の業務にも生きています。

    最近のプロジェクトでは、埼玉県川越市にある複合医療施設「MEDICITY(メディシティ)」内にある調剤薬局待合室をプロジェクションマッピングで演出し、癒しの空間をつくる試みにも挑戦しました。来局者の気持ちを和らげるように、待合室にプロジェクターで幻想的な森の風景を映し出すとともに、壁面にはセンサーを埋め込み、壁に近づくと足元から波紋が出たり、蝶が近くに寄ってきたりなど、インタラクティブな映像で待ち時間を癒しの体験にする工夫がこらされています。また、ファンケル銀座スクエア7階にある「FANCL元気ステーション」のシステム設計・施工を担当し、ゲーム感覚で健康づくりが楽しめる体験型ゲームコンテンツを提案。カメラ、センサー、プロジェクター、スピーカーを組み合わせて、バランス感覚や柔軟性、反応速度などの身体機能を測定できるインタラクティブな体験空間を設計しました。体の動きだけでなく、足の位置・高さ・歩幅まで細かくセンシングしながらゲームコンテンツと緻密に連携させるため、センサーの配置やプログラムを何度も検証し、予期せぬ不具合が起きたときには、関係者と課題管理表を共有しながら、ひとつずつ問題解決につなげていきました。

    「MEDICITY」内にある調剤薬局待合室に幻想的な映像を投影

    「FANCL元気ステーション」のインタラクティブゲームコンテンツ

    近年当社では、インタラクティブな映像空間をプロデュースするプロジェクトが増加しています。そのため、ソニーのデザイン全般を統括し、UX(ユーザーエクスペリエンス)の設計などにも携わるクリエイティブセンターとワークショップを行いながら、どういう空間デザインや体験を実現したいか、そのためにはどういうシステムを構築すべきかなどを一緒に検討しています。ユーザー体験をつくるという新しい領域なので、どういう機材構成や設置方法が最適か当社製品に限らず他社製品の知識も必要になるので、自分の知見ではカバーできないときには課のメンバーに日々聞きながら設計しています。毎回、試行錯誤の連続ですが、今までにない新しい体験をつくるワクワク感があり、イメージ通りの空間演出ができたときには、本当にほっとしますし、お客さまが感動してくださったときにようやく目的を達成できたのかなと実感します。

    「MEDICITY」内にある調剤薬局待合室のプロジェクションマッピング

    社員が知識やノウハウの宝庫。積極的に聞くことで道が開ける

    入社1年目は先輩から指導してもらいましたが、2年目からはすぐにリーダーとしてプロジェクトを任されるなど、若手でも積極的にチャレンジできる環境があると思います。リーダーの立場になることで、プロジェクト全体を見渡せるので、逆に身に付くことがとても多いですね。特にリーダーは多くの社内外関係者と密に連絡を取りながら仕事を進めていくので、お客さまのご要望を正確にくみ取り、施工業者の方にもこちらの意図を正確に伝えなければ、思い通りのシステムは構築できません。相手にあった伝え方も必要で、技術や知識以上にコミュニケーションの重要性を学びました。そのときに上司から言われたことで心に残っているのが、「たとえ自分に技術や知識がなくても、人に聞くことが重要。さらに誰に聞けばいいか知っていることがもっと重要」ということ。誰がその情報やスキルを持っているのかを把握していれば問題解決につながり、仕事がやりやすくなると言われたのですが、社員全員が知識の宝庫なので、とにかく行き詰まったら意見を聞くようにしています。いまリーダーをやってみてとても実感していることです。

    「MEDICITY」を担当した、当社プランニングマネージャー/UXクリエーターの佐藤とともに

    上司の岡田との打ち合わせの様子

    技術の潮流を肌で感じ、その体験をシステムとして構築する

    私は最先端のデジタルアートが好きで、休日にはミュージアムに行ったり、最近は水族館などでもデジタル技術を駆使した演出がされているところも多いので、職場の仲間とも見学に行ったりしています。今後は、圧倒的な解像度の「Crystal LEDディスプレイシステム」や360度の映像空間システム「Warp Square(ワープスクエア)」など、最先端の映像技術を駆使したソリューションとコンテンツを組み合わせて、味わったことのない映像体験の空間を設計したいです。「MEDICITY」の調剤薬局待合室や、「FANCL 元気ステーション」では、ソニー製のプロジェクターを使用しましたが、お客さまが本当に求めるものを把握し、モノだけでなく体験という「コト」も含めたソニーらしい提案が今後もできたらと思っています。世の中の技術が急速に進化し多様化するなかで、自社製品だけですべてをカバーすることが難しくなってきています。時代の動きや潮流を肌で感じながら、幅広い知見とエンジニアリングが求められているとひしひしと感じます。とても難しい課題ですが、それが結果的にソニーのビジネスにもプラスになると信じて日々挑戦しています。

    上司から見た、エンジニア 古庄 結依

    古庄がこれまで担当した仕事は、特にクリエイティブな思考や感性が要求されます。本人は「技術や知見が足りない」と言いますが、年月が経てば技術は習得でき、知識も増えるので、むしろ今の感性を存分に生かしながら、プロジェクトを通して成長してもらいたいと思います。私たちエンジニアはお客さまの要望を叶えるために誠実であることは大切ですが、時にはその想像を超える発想で提案することも必要です。エンタテインメントを提供する先駆的なエンジニアになることを期待しています。

    ソニービジネスソリューション株式会社 岡田









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