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さまざまな制約を乗り越えて、お客さまが望む中継車を組み上げる(前編)

テクノロジー

    株式会社共同テレビジョン様 事例紹介 - 4K HDRに対応し、両拡幅・全拡幅も採用。広大な空間を確保した大型中継車 -

    株式会社共同テレビジョン様は、IP Liveプロダクションシステムによる4K HDR対応大型中継車「KR-supreme(ケイアール・シュプリーム)」を新たに導入され、2019年7月から運用を開始されました。

    担当者の声

    スポーツ、舞台、ライブコンサートなどの収録や生放送で広く利用される大型中継車は、多くの技術スタッフの方々が長時間その車内に乗り込み番組制作がおこなわれる、いわば”移動するスタジオ副調整室”です。そのため、車内でありながら快適な居住性が重視されます。今回、お客さまからの「あらゆる番組制作に対応するフル装備の中継車をめざしつつ、広大な制作空間も確保したい」というご要望に応えるため、車体の左右の幅を広げる「両拡幅」を採用しました。進行方向左側については、制作エリアからVE(ビデオエンジニア)エリアまで、車両全長におよぶ「全拡幅」構造を実現。しかし、「全拡幅」の中継車制作は初めての試みでしたので、各種制約があるなか進めた車内の配置やシステム設計は、試行錯誤の連続でした。また、中継車の制作には通常1年以上の期間がかかることから、システム設計と最新機器の開発が平行して進むケースが多く、今回もまさにその状況。技術者にとっても大きな挑戦となりました。

    ソニービジネスソリューション株式会社 鈴木(営業担当)

    中継車はこの先十何年とお使いいただくものですので、システムがすぐに陳腐化しないように当社が保有する技術の将来的な展望まで盛り込んだご提案をすることが重要です。そのため、今回の中継車には4K HDRへの対応や、各機器間の接続をIP化するなど、放送業界のトレンドも意識した最新の設備が搭載されています。特に、IP化はお客さまの強いご意向もございました。国内外問わず、放送業界におけるIP化の波をお客さまご自身が強く感じていらっしゃいましたので、その将来性からIPに対応した当社のシステムをご採用いただきました。
    当社製作の中継車は、サッカーやラグビーなどのスポーツ中継から、音楽やeスポーツのライブイベントまで、すでに数多くの現場でご活用いただいています。また、共同テレビジョン様のお客さまがご利用されることもあり、「車内スペースが広くて快適だった」「また利用したい」など、高評価をいただいていると伺っています。


    ソニーの中継車製作の歴史は1980年に始まり、通算数百台を超える車を世に送り出してきました。車両の調達からシステム構築まで、お客さまごとに異なるご要望にお応えしながら、各種制約を乗り越えて組み上げられる中継車の製造技術は、当社のこれまでの実績から培ってきたノウハウの結晶です。現在では、放送業界に限らず、企業、大学、官公庁などでも中継車は利用されています。今後ますます活躍の幅を広げつづける、ソニービジネスソリューションの強みを生かした”中継車ビジネス”に、これからもご期待ください。


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