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人が集まり、共感できる「場」を創造する

挑戦

    新しい体験の場をつくる「ロケーションバリュープランニング」

    「ロケーションバリュープランニング」とは、ソニービジネスソリューションが取り組む、リアルな体験の「場」を創造する活動。スタジアムや商業施設をはじめ、ミュージアムやショールームなど、そこに集う多くの人たちにワクワクするような体験や共感できる「場」を、お客さまとともに創り出しています。この活動を推進するロケーションバリュー企画室では、お客さまとの対話の中から新しい場の「意味」やそれをメッセージとして体感いただくための「課題」を発見し、ソニーが培ってきた“テクノロジー“に、“デザイン”と“コンテンツ“を掛け合わせて、お客さまの想いをともに実現するパートナーとなることを目指しています。このロケーションバリューの活動から生まれた、新しい空間体験の事例をご紹介します。

    テクノロジー × デザイン × コンテンツで、お客さまの想いをカタチにする

    アーティストの20年の軌跡を体験できる場所
    2019年8月に開催された、ポルノグラフィティのメジャーデビュー20周年を記念する「ポルノ展 20 YEARS EXHIBITION」に参画し、機材提供だけでなく企画・演出にも携わりました。この特別展では、ポルノグラフィティが歩んできた20年の軌跡をどのようにビジュアライズし、空間に落とし込むか、ゼロベースから企画がスタートしました。ヒアリングを重ねる中で、ポルノグラフィティが大切にする「歌詞」をもっとファンの方に伝えたい、今までのポルノグラフィティとは異なる価値を感じてほしいとの想いをお聞きし、さまざまな施策を考案しました。たとえば、『旅人』というメッセージをタップすると、関連した歌詞が表示されたり、その楽曲が流れたり、どこからともなくポルノグラフィティの声が聴こえてくる仕組みなど、アーティストの新たな魅力を感じてもらえる普段と違う音楽体験を提供できないかと考えました。

    最終的に、ポルノグラフィティの20年の軌跡を目と耳で体感できるように、通路を歩くとこれまでの楽曲やアーティストからのメッセージが連動して流れる“聴く年表廊下”をはじめ、来場者がタッチスクリーンに描いた手書きのメッセージやイラストが大型スクリーンに投影される“デジタル寄せ書き”など、ソニーのテクノロジーと、デザイン×コンテンツを掛け合わせた、インタラクティブコンテンツを提供。音と映像によってポルノグラフィティの世界観を表現しました。

    宿泊者をもてなす、他にないan/otherな体験
    2019年5月には、東京・京橋の新ホテル「an/other TOKYO」の2階レセプションに、宿泊者を出迎えるデジタルサイネージを納入しました。レセプションに飾られたオブジェを動かすことでプロジェクションが変わるこのサイネージは、ソニーが提案するデザインコンセプト「Hidden Senses(隠された感覚)」を取り入れたもの。2018年にソニー クリエイティブセンターが「ミラノデザインウィーク」で発表したデザインコンセプトで、生活に寄り添う新たなテクノロジーの在り方を提案する試みでした。このHidden Sensesの作品を見たホテル関係者の方から、ぜひコラボレーションをしたいとお声をかけていただきました。すでにホテル全体のコンセプトも決定し、施工もはじまっていたのですが、他のホテルとは異なる「an/other」な体験を提供したいとの想いから導入に至りました。ホテルのシックな空間にテクノロジーを心地よく溶け込ませるとともに、絵や情報が切り替わるくつろぎの空間を演出。レセプションが単なる手続きの場ではなく、非日常への入り口となることを目指しました。

    このように、ソニービジネスソリューションではさまざまなロケーションバリュープランニングの取り組みを行っています。

    空間音響技術「Sonic Surf VR(ソニックサーフブイアール)」を活用した“聴く年表廊下”

    Xperia Touchの「Message Board(メッセージボード)」の機能を活用した、“デジタル寄せ書き”

    インフォメーションボードとして空間に溶け込む、レセプション奥に設置されたサイネージ

    サイコロ状のオブジェの向きを変えると、宿泊客のニーズに応じた施設内情報や風景に切り替わる

    顧客の想いをカタチにする、発想力とリーダーシップ

    お客さまの想いを形にするロケーションバリュープランニングの仕事は、従来の営業のノウハウに加えて、アイデアを形にする発想力や、それを実現するためのリーダーシップが求められます。現在、ロケーションバリュー企画室で活躍する内山は、入社10年目の中堅社員。以前は映像制作を行うプロダクションおよび放送局向けの営業担当として、カメラなどの機材販売に携わってきました。その営業経験を見込まれ、2018年6月から同企画室に配属されました。前職でも経営者と話す機会が多かったこともあり、お客さまの悩みをヒアリングしながら何が課題なのかを抽出し、さまざまな解決策を提案。また、持ち前のリーダーシップで、ソニーグループだけでなく社内外の人とも連携しながら、お客さまに空間を含めた体験軸での提案をすることで、着実にロケーションバリューの活動を広げています。

    現代社会で求められる価値は、失敗を恐れず常に挑戦していく姿勢だと考えます。今回の仕事でも自分から「やります!」と言わなければ何も起こらない案件でした。運良く実現に至りましたが、いつもは1勝9敗とか、2勝8敗ぐらい。実現に至らないこともたくさんありますが、こちらが一生懸命にやることで「今度は一緒にやろう」と声をかけてくれるお客さまもいて、次のチャレンジが生まれています。でも、自分一人で何かやろうと思っても大きな波にはならないので、社内やソニーグループの人たちはもちろん、社外の人たちまでをいかに巻き込めるかが重要です。常に自分が渦の中心となり、人や知識をつなげるハブとなって、プロジェクトを育て、進めることがこの仕事の醍醐味であり、難しいところ。そのためには、組織としてだけでなく、人としての魅力を高めることで、一緒に仕事をしたいという人を作っていくことが大切だと思います。

    ソニービジネスソリューション株式会社 内山(ロケーションバリュー企画室)

    今の時代は課題自体とソリューションがコモディティ化し、極端なことを言えば、課題が既知であればソニーでなくても解決できてしまいます。しかし、お客さまがソニーに求めているのは、B to Cで培ってきた顧客体験をもとに、エンドユーザーに新たな感動体験を提供することです。その期待に応えるためには、現状の「課題」の発見だけでなく、さらに踏み込んで「So What?」に対する「伝えたい意味やメッセージ」までお客さまと一緒に深く考え、ともに新しい場の意味や価値を創造していくパートナーとなることが重要だと考えています。私たちの企画室では、新しいスタジアムパークをはじめ、次世代のモバイル通信「5G」や4K ・8K映像による新しい映像体験の開発、都市開発事業など、長期間かつ大きな投資が必要とされるインフラ事業に関わることも多く、こうした大きなプロジェクトは、企業の経営判断にも影響を与えます。非常に責任も重いのですが、ソニーという組織の枠を超えて、新しい変化(変革)にチャレンジしようとしているお客さまを起点に、ともに変化のプロセスを推進することに関われるのは職務としても意義深く、私たちソニーに期待し、声をかけてくださるお客さまにはいつも感謝しています。

    ソニービジネスソリューション株式会社 宇佐美(ロケーションバリュー企画室 室長)

    写真左から、ソニービジネスソリューション株式会社 内山、宇佐美

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