1. ソニービジネスソリューション株式会社>
  2. スペシャルコンテンツ>
  3. スペシャルインタビュー Vol.02
SPECIAL INTERVIEW Vol.02 スタジアムの賑わいを横浜の街へ、 「非日常」の創造をソニーとともに 株式会社 横浜スタジアム 常務取締役 業務管理担当 今井清人様

カクテル光線に照らし出された緑色のフィールドで、選び抜かれた男たちがその力と技を競うプロ野球。それに魅せられて、今宵も数万人ものファンがスタジアムへと押し寄せる。現時点でも、それだけの人々を集める魅力がある。しかし、野球に秘められた可能性はまだまだ大きい。スタジアムというハードウェア、さらにはスタジアムを取り巻く街という環境を磨けば、いままで以上のエンタテインメントを提供できるようになり、もっともっと多くの人々が集う場になるだろう。
今回は、プロ野球球団「横浜DeNAベイスターズ」が本拠地として使う、横浜スタジアムの管理運営責任者、今井清人様に野球場(スタジアム)が目指す未来形や、それを実現する上で欠かせないエレクトロニクス技術への期待などについて聞いた。
(聞き手:ソニービジネスソリューション株式会社 営業部門 メディアソリューション営業2部 統括部長 東倉 雄三)

ミュニケーションを育む野球場

横浜スタジアム
コンコース

ベイスターズカラーのブルーとレンガをテーマにしたコンコース

私たちが運営する横浜スタジアムを本拠地とするプロ野球球団「横浜DeNAベイスターズ」。その親会社である株式会社ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)は、2012年に球団の経営権を取得した。DeNAは若い経営者が指揮する企業だ。そのため、動きがとても速い。
球団・球場双方の協力体制の下、2013年度より、「コミュニティボールパーク」化構想を立ち上げている。これは、野球を観戦に来た家族や友人、同僚などがコミュニケーションを育む場を野球場(スタジアム)が提供するという考え方だ。この構想に沿って、いくつかのプロジェクトを始動させた。2013年には、フルハイビジョン対応の大型ディスプレイを備えるスコアボードを設置した。フルハイビジョンの表現力は極めて高い。演出効果もエンタテインメント性も格段に向上した。
スタジアムの2階にあるコンコースも改装した。スタジアムの周囲をぐるりと囲む回廊である。ベイスターズの球団カラーである青や、横浜らしいレンガを配したデザインを取り入れた。
スタジアムの外に目を移せば、スタジアム前の横浜公園の一角に、ビアガーデン(ハマスタBAYビアガーデン)をオープンさせた。大型ディスプレイを用意しており、スタジアムのチケットがない人でも野球を楽しみながらビールを飲むことができる。球場からの生の歓声や盛り上がりも感じつつ、映像によってライブ感を共有できるのが魅力だと思っている。

横浜スタジアムは進化し続ける

コミュニティボールパーク化構想をさらに前進させるためのアイデアを得るために、DeNAのマネジメントとともに、国内外の球場を数多く見て回っている。どうやって観客に非日常を提供するのか、多様な観戦方法やイベント、地域と密着した企画など、他球場の見学から得られる気づきはとても多い。横浜スタジアムは、プロ野球のスタジアムであると同時に、市民スタジアムとしての顔も持っている。球場が賑わえば、市も賑わう。横浜という街の良さを活かしつつ、街づくりの一環としてのスタジアムづくりを実現できたらと思う。
横浜の良さ、それは、横浜スタジアムの周辺に様々な観光スポットが存在することだと思う。横浜公園や関内の市街地、みなとみらい、中華街など、スタジアムの賑わいを、それらのスポットとともにさらに拡大していくことで、「横浜は球場(スタジアム)のある街」と認識してもらえるようにしたい。
横浜の様々なスポットにデジタルサイネージを設置して、球場にいる人だけでなく街の人にも、野球を、スタジアムを感じてもらいたい。また、スタジアムのある横浜公園を活用すれば、野球の試合前に、親子でキャッチボールを楽しんでもらうこともできる。ここ横浜の街を歩く人たち、スタジアムに集う人たちが、“野球”をきっかけにコミュニケーションを育むこと、それこそ真の「コミュニティボールパーク」の実現だと思う。

今井清人氏(右)と東倉雄三氏(左)

今井清人様(右)と東倉雄三(左)

ハマスタBAYビアガーデン

ハマスタBAYビアガーデン

ソニーは夢の実現に向かって共に歩むパートナー

スタジアムエンタテインメントに大きな役割を果たすのが、映像、音響、照明である。映像と音響に関しては、ソニーは世界的なプロフェッショナル企業である。横浜スタジアムにスコアボードを設置して2年目のシーズンを迎えているが、球場のエンタテインメント性は明らかに向上し、非日常的な空間の創造に大きな力を発揮している。特に高精細の画面は、他球場にはない魅力であり、これを使って映画鑑賞会を開催したこともある。
一方、照明を使った空間演出の試みとして、一昨年より、「YOKOHAMA STAR☆NIGHT」という照明を使ったショーを開催している。試合終了後にスタンドのお客さまにお楽しみいただく夏のイベントとして位置付けており、多くのお客さまに大変好評をいただいている。これをさらに発展させて、観客のスマートフォンとスコアボードの大型ディスプレイを連携させた参加型のアトラクションなどもぜひやってみたい。
ソニービジネスソリューションは、われわれの夢の実現に向かって、共に歩むパートナーである。グループ内にハードウェア、コンテンツ、そしてエンタテインメントの会社を持つ強みを充分に活かして、新しいアイデアをどんどん出してもらうことを期待している。

インタビューを終えて EDITOR'S NOTE

photo ソニービジネスソリューション
営業部門
メディアソリューション営業2部 統括部長 東倉雄三

「ハマスタは、『夢』を追いかけたいね!」
今井様のこの言葉が、強く印象に残ったインタビューでした。お話を通じて感じたのは、横浜スタジアム様のソニービジネスソリューションへの期待の大きさです。それは、単なるスタジアムエンタテインメントの提供という枠をはるかに超え、横浜スタジアム様の『夢』の実現を支えるパートナーとなってほしいというものでした。横浜という知名度はもとより、アクセスのしやすい立地の良さ、周辺の観光名所等、横浜スタジアム様には、ここを核として、集う人たちに新たな感動を与える好条件がたくさん詰まっています。これらを最大限に活かし、『野球』というスポーツを通じて、横浜の街をもっともっと元気にしたいと熱く語られた今井様の夢の実現に向けて、ソニーグループの総合力を活かして、われわれも共に歩んでまいりたいと思います。