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毎日放送様から、映像制作の効率化を実現するファイルベースシステム
「Media Backbone報道ソリューション」を受注
報道現場のニーズに沿ったワークフローとBCP強化を実現

2018年11月1日

 ソニービジネスソリューション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:宮島和雄、以下、ソニービジネスソリューション)は、株式会社毎日放送様(本社:大阪市北区、代表取締役社長:三村景一、以下、毎日放送)から、報道ワークフローを一元管理し、映像制作の効率化を実現するファイルベースシステム「Media Backbone 報道ソリューション」を受注しました。なお、受注したシステムは2019年9月から運用を開始する予定です。

 「Media Backbone 報道ソリューション」は、収録から編集、送出、アーカイブといった報道ワークフローをファイルベースで一元管理できる報道ワークフローソリューションです。映像素材をファイル化した上でメタデータを付加して適切に管理することで、一気通貫によるワークフローで運用できるほか、素材の転送効率や検索性の向上、ニュース制作の即時性を高める効率的な編集環境を実現します。

 毎日放送では、大規模災害の発生時にも運用を継続できるようBCP(事業継続計画)を強化したいとの要望があり、ネットワーク、編集端末および送出設備の分散配置に対応可能な「Media Backbone 報道ソリューション」を、素材管理、収録、編集、送出システムとして採用されました。今回受注した新システムでは、報道現場のニーズに合ったワークフローを実現できることに加え、毎日放送が所有する2つの建屋のうち、片側の建屋に障害が生じた場合でも運用の継続性を確保できる構成となっています。
 また、メタデータ連携による省力化とミスのないオペレーションを実現するため、西日本コンピュータ株式会社(本社:北九州市小倉区、代表取締役社長:真鍋順一)の報道支援システムおよび日本電気株式会社(本社:東京都港区、執行役員社長 兼 CEO 新野隆、以下、NEC)の報道サブシステムとも連携しています。なお、本システムは、毎日放送にて導入を検討されている次世代アーカイブシステムとの連携も視野に入れた設計となっています。


システム概要図

 今回受注したシステムの概要は以下のとおりです。

■プロダクションアセットマネジメントシステム(素材管理システム)

 「Media Backbone 報道ソリューション」の中核となるシステムです。高解像度映像やプロキシ映像に加えて、さまざまな種類のメタデータを登録できます。収録された元素材、編集・MAプロジェクト、送出・アーカイブ用の完パケ素材について、単一のデータベースで管理することで、一貫したワークフローを実現します。また、西日本コンピュータの報道支援システム「Japrs」との連携により、取材予定に紐づいた元素材管理や放送項目やアーカイブ項目に紐づいた完パケ管理が可能です。
 さらにノンリニア編集機としてグラスバレー株式会社(本社:神戸市中央区、代表取締役:北山二郎、以下、グラスバレー)の「EDIUS」と、Dell EMCの大容量ストレージ「Dell EMC Isilon」との協業で生まれた編集用のストレージソリューション「EDIUS-Isilon」を採用し、「EDIUS」端末からプロダクションアセットマネジメントシステムの素材管理や、「EDIUS-Isilon」上の素材のダイレクト編集が可能です。

■ スタジオサブXDS送出システム

 ソニービジネスソリューションが開発した、ニュース番組の送出支援として活用できるスタジオサブXDS送出システムです。従来、放送機器を制御するためには機能ごとにIT機器を設置する必要がありましたが、これらの役割を仮想OS上に集約することで、全ての機能が1台のサーバーで実現可能です。システムの基幹となる送出サーバーにはXDCAM StationとNECの「Armadia」を採用しています。NECの報道サブシステムと連携することで「Armadia」からの送出が可能になるとともに、XDCAM Stationを採用することで、安定性の高いファイルベース送出の実現と、トラブル時にはプロフェッショナルディスクでの運用に切り替えることができるといった柔軟な運用が可能です。

 毎日放送から、以下コメントをいただきました。

株式会社毎日放送 制作技術局 報道技術部 寺下智様
「大規模災害対策、報道番組と情報制作番組での素材共有強化を目指して、新しいシステムを検討する中、ソニービジネスソリューションには、当社に最も適したシステムを提案していただきました。
素材収録、編集、MA、送出にいたるファイルベースでの素材管理を実現し、社員PCでの素材プレビューや、サイネージ画面での編集進捗状況把握など、新たなワークフロー実現に取り組めることを期待しています。」

【主な導入機材】

■Media Backbone 報道ソリューション:収録システム

  • 4CHインジェストサーバー『PWS-100/INGT』

■Media Backbone 報道ソリューション:編集システム

  • グラスバレー製 REXCEED Z2000
  • Dell EMC製 EDIUS-Isilon

■Media Backbone 報道ソリューション:スタジオサブXDS送出システム

  • XDCAMプロフェッショナルメディアステーション『XDS-PD2000/A』
    (ニュースサブ、ライブセンター、Aサブへ設置)

 ソニービジネスソリューションは今後も、ハードウエアやソフトウエア、それらを組み合わせたソニーのシステムソリューション提案力を生かして、お客さまのパートナーとして共にビジネスを発展させていきます。

■ご参考:「Media Backbone 報道ソリューション」について
素材管理システムであるプロダクションアセットマネジメントシステムを中核として、収録から、編集、送出、アーカイブまで、報道ワークフローの一元化を実現するソリューションです。 システム内ではXDCAMフォーマットを活用。取材時にカムコーダーによって記録された高解像度映像やプロキシ映像、メタデータをそのまま扱えるため、インポート中でも即座にプレビューや編集を開始できます。キー局などの大規模システムで培った信頼性の高いアーキテクチャの採用と、国内で数多くの納入実績がある報道システム構築の経験を生かし、速報性が必要とされる報道現場のさまざまな要求に対応します。

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